和田善行
和田善行 Yoshiyuki Wada
親和木材・TSウッドハウス協同組合
リンク
徳島すぎ−TSウッドハウス
| 年度 | 講座名 |
|---|---|
| 2008年 | 日本の山から発信する「国産材の使い方」 |
街に働きかけ、山と直結した家づくりを
国産材の良さを活かした家づくりの普及には、分断されている街と山の連携を再構築する必要があります。そのための行動を、おそらくもっとも早い時期に起こした林業家が和田さんです。和田さんがいたから、山と直結する家づくりは運動にまで発展したとも言えるでしょう。
杉が弱いなんて言わせない
和田さんの生家は、徳島県で代々杉の木を育ててきた林家です。和田さんが家業の親和木材を継いだ頃、外材の輸入自由化によって国産材の自給率は下がり続けていました。為替相場の変動で価格も暴落しました。杉は強度が低いという通説もありました。需要も価格も低迷したままでは、山の再生どころか質の良い木を育てるために欠かせない手入れもままなりません。和田さんが取った行動の一つは、日本初の杉の実大強度試験でした。結果は、杉はベイマツより強かったのです。その後も、こうした実験を何度も行っています。
良い木を出すのが“一番バッター”の責任
徳島の林業家5人で結成したTSウッドハウス協同組合は、杉を現しにして使う真壁軸組の家づくりを提案しています。材木を出すのは、家づくりの一番バッター。「大工さんにやる気を起こしてもらう材料を出すのが責任」なのだそうです。強度があってかつ乾燥していて、芯が真ん中にある材です。木の辺材と芯材の含水率を均等に落とし、割れや反りの要因を少なくするため、伐り旬を守った葉枯らし乾燥を行っています。そして、家づくりに適した規格材を考え、どう使ってほしいのか町側に直接はたらきかけています。
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