對馬英治


對馬英治 Eiji Tsushima

設計工房禺+けんちく工房邑
建築は設計施工一環という考え方で、設計者は建築の現場を知り、対等な立場で職人と向き合うべきだ。それに賛同して集まってきた若者たちとともに運営している

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株式会社けんちく工房邑

年度 講座名
2007年 フィールドツアー in つくば

昭和15年生まれ、67歳。大阪育ち。
新築設計施工のほか古民家の大改修や移築再生も手がける。又、家づくりを通して家族の問題や環境問題にも取り組む。夢は建築や環境問題についての本を集めた小さな図書館を開くこと。

家というものを強く意識したのは、空襲で家が焼かれ四国の山の中に逃げ込んだとき、村里の景色が今も頭に焼き付いているといいます。5歳のときです。

20年古民家に暮らして分かったこと


古民家を深く知ることができたのは、21年前たまたま通りがかった日光のある村で、人の住んでいない茅葺き民家を見つけ譲ってもらいました。大黒柱には文化何年と書いてありましたから200年も前の江戸時代です。住んでみていくら手をかけても寒さからは逃れられないことが分かったといいます。水差しを枕元においておくと朝には凍ってしまう。古い家に住んでいる人は、決して民家再生などといわない。壊して新築にしたいといいます。 古民家の生活は憧れだけでは長続きしない。ただ、経験のある人が手を加えれば、工夫を凝らして性能を高め、無理なく快適な生活が送れるようになるのです。

部材は二度と復元できない宝物


古い民家というものは、建てるまでに信じられないくらい時間をかけている。部材は一度壊したら二度と復元できない宝物。事実けんちく工房邑の広い敷地には、そうして集められた宝物である古材が山と積まれています。 もちろん、木造の新築住宅も手がけていて、設計には古民家のよいところをできるだけ取り入れています。決して新建材や石油化学製品は使わない。

新築と民家再生は矛盾しない


民家再生もいいものだから、手を加えて100年は活かしたい。新築と再生の二つは決して矛盾しないというのが對馬さんの家づくりのモットーとしているところです。


民家を移築して改修中


民家の1階


民家の2階


愛車の屋根も事務所と同じ草屋根に


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Midori Kitajima