深谷基弘


深谷基弘 Motohiro Fukaya

日本大学芸術学部デザイン学科教授

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日本大学芸術学部デザイン学科

年度 講座名
2007年 フィールドツアー in 飯能
特別講座 『深谷教授が学んだ清水棟梁の技術』─ 5分の1模型組立と解体実演 ─

近代技術とは成り立ちを異にしている木造伝統工法を研究テーマに


1. 木の文化
2. 木造伝統工法
3. 棟梁の技術思想

近代の科学技術とは成り立ちを異にしている木造伝統工法を調査し、棟梁たちの継承してきた技術思想を後世に伝えたいと研究をしてきました。
 棟梁たちの継承してきた技術思想に学び、それを学生たちに教えています。深谷先生は8人の棟梁から学びましたが、清水棟梁はその一人です。清水棟梁は深谷先生の伝統的工法の研究に共感し、先生の教え子を受け入れ棟梁の技術を伝えています。
 深谷先生が棟梁たちから学んだ技術思想である「基準と原則」は五分の一模型を建てることによって学んだといわれています。実際に30年前に建てたその模型を、解体しながら、伝統工法を学びます。そのことが木の文化をつかむことであり、木造伝統工法とは何かに触れることができます。

棟梁たちから学ぶこと


棟梁は「俺が特別に考え出したことは何もない、聖徳太子の昔から人間が考えてきたことだよ」とことあるごとに言うそうです。棟梁から棟梁へ手渡され、鍛えられ、そして受け継ぎ発展させて、時代へひたすら伝えようとする棟梁たちのメッセージなのかも知れないと、深谷先生は書いています。
 日本の大学の建築学科で木造建築を教える大学はないに等しい。深谷先生は建築学科ではなく芸術学科であったから、木造の空白といわれる時代にもかかわらず、木造伝統工法を教えることができたのかも知れない。
 フィールドツァーin飯能で、特別講座・深谷教授が学んだ清水棟梁の技術としてお話していただきます。


30年前深谷先生が設計して、つくった5分の1模型


学生に説明する深谷先生



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